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木のパワーと木材

木の持ち味! パワーアップの秘訣は変身です!

樹木から木材になる過程で、性質も変わってゆきます。

木材と水分

水分が抜けて空気が入る

樹木のときには、水分や樹液の配管であった幹内の導管や仮導管は、木材にされてゆく過程で、乾燥により水分が抜けてゆき、代わってそこに空気が入って来ます。(含水率15%程度)

木のパワーは、空気のおかげです

木材の比重が0.4 と、水に浮く軽さの理由は、空気がタップリと入り込んでいるからです。

具体的なパワー・効能は
  1. 断熱性
    空気の為せる"ワザ"1 空気は熱を伝えにくいので、断熱性が高い
    【熱伝導率】木材 0.1〜0.5(w/mk)、コンクリート1.0(w/mk)
  2. 心地よい柔らかさ
    床材も空気を含み、微妙なクッション感があり、心地よい柔らかさとして膝で感じます。コンクリートの建物でも床材に木材が多用される人気の理由です。
  3. 吸湿・調湿効果
    綿のような吸湿性があり、湿り過ぎれば吸湿し、乾き過ぎれば放湿します。木としての湿潤の調整機能は、人の快適空間の持続に貢献してくれます。
  4. 吸音効果
    木にはその柔らかさが、音の反響も柔らかくし、心地よい響きになります。 生活空間では、堅いコンクリートの部屋では、テレビ音の残響が強過ぎると落着きません。
  5. 安らぎの効果
    木の生命力の不思議
    木目と木理(木の細胞の配列模様)
    木の細胞の並び方は、ある程度の微妙な大小・長短などのゆらぎの配列模様があり、これらが人間の生理的感覚に気持ちが落ち着く安らぎ作用を与えてくれます。
  6. 耐える力
    構造性能
    そもそも木は上に伸びる性質から、導管・仮導 管には、上下方向に無数の繊維質細胞が列をなして並び、一方水平方向には放射状に広がる放射繊維がしっかりと繊維質細胞と結付くことで、建築用構造材に相応しい強度があります。無垢材のほかに、乾燥材・集成材では強度向上と品質安定も行われています。
  7. 耐火性能
    -焚火の薪とは違いが-
    10センチ以上の構造材になると、表面から2〜3センチくらいまでは焦げやすい。
    しかし薪とは違って、実際に芯まで燃えたり、崩壊したりするのには相当な時間がかかります。建物火災になったときには、避難時間を稼いでくれるのです。

木のはなし

樹木の分類は針葉樹と広葉樹に分類
樹種の性質や算出量から用途は次のとおりです。

  • 針葉樹:構造材(スギ、ヒノキなど)
    直伸性で加工容易性/大量供給コスト安
  • 広葉樹:内装材や家具・調度品(ケヤキ)
    堅くキズつきにくい/木目や木理がきれい

針葉樹と広葉樹

針葉樹と広葉樹では、部材になる幹の部分の性質相違から、建築用の木材としての最適用途も異なります。
針葉樹は仮導管・広葉樹は導管があり、ともに幹には樹液や水分を根と梢の間を送水させる管です。

針葉樹の仮導管

仮導管は樹液の送水管として鉛直方向に伸び、100分の1mm単位の極めて細い管が無数あります。
これに対し水平方向には、幹の中心から放射状に広がる放射繊維があり、これが仮導管と絡み合って、構造性能も高まることで、ハニカム構造を成しています。

針葉樹の仮導管

広葉樹の導管

広葉樹は、針葉樹が進化ものとされ、仮導管は導管となり肉眼でも見えほど太くなり、径も仮導管の数十倍に10分の1mm単位です。
針葉樹に比べ管の数は大幅に少ないですが、その分幹には繊維分が増えており、構造強度が高くなります。

広葉樹の仮導管

切口の水平面では

針葉樹も広葉樹も、中心より放射状に放射繊維が広がります。特に広葉樹では、これが導管と絡み合って、複雑な模様を描いて、木理・木目の美しさとなって現れます。

画像の出典元:独立行政法人森林総合研究所

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