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【アフターレポート】第38回 オール相互木材まつり

2025年11月21日

11月7日、相互筑波市場にて「第38回オール相互木材まつり」を開催しました。
この日は、朝から雲ひとつない気持ちの良い青空でした。

早い時間帯から、たくさんのお客様にお集まりいただきました。

今回はライフスタイルブースとして、新たな試みに挑戦しました。
まずスペシャルティコーヒーサービスとして、SUN.RIVER.GOLF & COFFEE のキッチンカーが出店しました。

コーヒーを片手にお客様同士が話し込む姿や、ゆったりとコーヒーを楽しむお客様の姿が印象的でした。
忙しさの合間に、少し肩の力を抜ける場所となっていました。

マルシェブースには、Na Harvest(信州中野 山の幸)が出店しました。

信州中野の野菜や果物、食材を使った加工品が並び、足を止めるお客様の姿が絶えませんでした。

バレルサウナブランド 「BURROW(バロウ)」 の展示も設けられました。
国産材の香りや質感をそのまま活かしたプロダクトは、多くの方の関心を集めていました。

そして、話題のトレーラーハウスやハンドメイドの木工品の展示など、ライフスタイルブースはイベントの間中、終始リラックスした空気で賑わっていました。

銘木は9:00に競りがスタートし、
製品は10:00に競りがスタートしました。

例年以上に多くのお客様(252社・361名)が来場し、会場を盛り上げてくださいました。


イベントの中盤には、オール相互買方組合連合会の和泉会長と、
オール相互問屋協会連合会の池田会長より、ご挨拶のお言葉をいただきました。


和泉会長
「私自身も、数日間にわたり、埼玉、茨城、千葉と各地を回らせていただきました。
その中で強く感じたのは、この「オール相互木材まつり」が、地域にしっかりと根付き、皆様に支えられている催しであるということです。また、厳しい経済環境の中でも売上を伸ばされている買方様、現状を維持されている買方様、さらには売上は厳しくとも、利益率を高める工夫を重ねておられる買方様など、本当に多くの努力と工夫の積み重ねに改めて敬意を抱きました。
やり方次第で、まだまだ可能性は広がる。そう強く感じております。
私は常々、「筑波市場の発展が、相互市場全体の発展につながる」と考えております。
皆様方と力を合わせ、この市場をさらに盛り上げていければと思います」
とメッセージをいただきました。


池田会長
「「オール相互木材まつり」を昨年に引き続き、この筑波の地で開催できましたことを、大変うれしく思っております。
地元の買方の皆様、近隣の買方の皆様、そして遠方よりお越しいただきました買方様、ならびに関係各位に、心より厚く御礼申し上げます。
本日は、筑波市場ならびに私ども問屋が、この日のために一丸となって集荷に努め、多くの優良材を取り揃えてまいりました。
また、北関東製材協議会に所属する製材所様からも、魅力ある商品をご出品いただいております。
ぜひ最後までご覧いただき、お買い上げいただけましたら幸いです。
本日の市が大成功に終わりますことを、心よりお願い申し上げます」
とメッセージをいただきました。

 

最後に、弊社代表の西村からも挨拶をさせていただきました。

弊社代表 西村

「おかげさまで、オール相互木材まつりも38回目を迎えることができました。
これもひとえに、買方の皆さまのご愛顧、問屋の皆さまのご支援、そして社員の皆さんの努力によるものでございます。
この三者の力の結集によって本木材まつりは支えられており、継続して開催できていることこそが、私たちの大きな力の源泉であると考えております。
あらためまして、心より感謝申し上げます。

昨今は先行き不透明で、これまでのやり方が通用しない厳しい時代となりました。
そうした中、本年よりこの木材まつりは、弊社市場が主体となり、新たな形での開催に挑戦しております。

これからも現状にとどまることなく、新しいやり方、これまでとは異なる発想に積極的にチャレンジし、この木材まつりをさらに進化させてまいります。
皆さまが「また来年も参加したい」と感じていただけるような催しを目指してまいりますので、ぜひご期待ください。

また、このイベントにとどまらず、弊社自身も新たな挑戦を続け、時代に合わせた変化を積み重ねてまいります。

厳しい時代ではございますが、問屋の皆さま、買方の皆さま、そして関係各位の皆さまと共に、支え合い、高め合いながら、明るい未来を築いてまいりたいと存じます。
引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」
とメッセージさせていただきました。

 

イベントの後半には、今回のオール相互木材まつりの目玉として、協賛いただいた「一般社団法人 北関東製材協議会」による立会い競りを開催しました。

北関東製材協議会は、栃木・茨城を中心とした若手製材人たちが立ち上げた団体で、「木とともに、地域の未来を育てていく」という思いのもと、製材技術の共有や、国産材の可能性を広げる取り組みを続けている団体です。

競り開始前に、二ノ宮会長からご挨拶のお言葉をいただきました。

二ノ宮会長

「栃木県、茨城県には規模の大きな製材工場が多くございますが、その中で、主に30代、40代を中心とした若手世代が集まり、切磋琢磨しながら、将来にわたり安定した品質の材を、安定してお客様にお届けできるよう、勉強会や意見交換を行っております。

本日ここに展示させていただいている材も、ほとんどが30代・40代の若い世代の仲間たちによるものです。
まだまだ至らない点も多く、学ぶべきことがたくさんあると感じております。

本日、私はノートとペンを持参しております。
ひとつお願いがございます。もちろん、たくさんお買い上げいただけますと大変ありがたいのですが、それ以上に、皆さまからの率直なお声を頂戴できればと思っております。

「こうしたほうがいい」「ここはこう改善したほうがよい」といったご意見、ご助言を、ぜひお聞かせください。
いただいたお声は記録し、仲間たちと共有し、今後に生かしてまいります。」
とメッセージをいただきました。

そしてイベントの最後は、和泉会長と西村による競りコーナーで、大いに盛り上がりました。

集まった方々が放つ穏やかで明るいエネルギーと、リラックスした空気の中、
第38回オール相互木材まつりは、大盛況のうちに終了しました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

来年はさらに楽しく、そして寛げるオール相互まつりにできればと思っております。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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