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【アフターレポート】相互筑波市場「茨城県産材展示会 主催:茨城木材相互市場」
2025年12月10日
12月4日、相互筑波市場にて「茨城県産材展示 主催:茨城木材相互市場」を開催しました。
今季一番の寒気が列島を襲い、前夜から吹き荒れた風も収まらず、凍てつくような寒さに包まれる中での開催となりました。
風がとにかく強く、のぼり旗や立て看板を設置しておくこともできない状況でしたが、寒さ対策として出した焚き火の火種にも細心の注意を払いながら、厳しい環境下で競りが進行していきました。
茨木主催の記念市は昨年より師走の時期に開催しておりますが、忙しい時期にもかかわらず、地元茨城の買方様を中心に多くのお客様にご来場いただきました。
茨城木材相互市場の大谷社長のご挨拶を皮切りに、茨木の代名詞である茨城県産材コーナーがスタート。
役物から並材までずらりと並べられた茨城材を前に、粘り強い競りが繰り広げられました。
大谷社長からは
「1980年(昭和55年)に浜問屋として参画させていただきまして、そこからもう45年という月日が流れました。
おかげさまで、「茨城県産材や八溝材なら茨城木材」と言っていただけるような流れは、少しは作れたのではないかと思っております。しかしながら、我々を取り巻く事業環境は非常に厳しくなっております。
昨日調べましたら、昭和55年当時の新設住宅着工戸数は120万戸、130万戸といった時代でしたが、今は70万戸、そして近い将来は60万戸時代とも言われています。
一方で、中古住宅のリフォームやリノベーション、集合住宅関係、中小規模の店舗など、別の需要が伸びているという話も聞いております。
いずれにしましても、我々は2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2020年のコロナ、そしてウッドショック、その反動など、さまざまな局面を乗り越えてきました。
ですから私は、これからも絶対に我々は生き残っていける、そう強く思っております」
とメッセージをいただきました。
さらに、外コーナーに展開された蔵出し材にはひときわ注目が集まり、1品物の珍しい製品が飛ぶように売れていく様子に、会場は笑いと歓声に包まれておりました。
次回は 12/18(木)に「豊栄会主催 年末特別記念市」が開催予定です。
また、12/24(水)には急遽「年末最後の大感謝セール」と題した市を開催する運びとなりました。
皆さまのご来場をお待ちしております。










