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【アフターレポート】相互筑波市場「東京木材相互市場創立満73周年記念市」

2025年6月16日

6月12日（木）、筑波市場にて「創立満73周年記念市」が開催されました。
梅雨の合間を縫うように晴れ間が広がり、湿度の中にも心地よい風が吹く一日となりました。

 

開市から多くの来場者で賑わい、場内は熱気に満ちた空気に包まれました。今回から進行スタイルを見直し、競りの時間にしっかりと重きを置いたことで、会場全体に一体感のあるリズムが生まれた印象です。

 

中盤には、手に取りやすいサイズにまとめられた梱包材が並び、品揃えのバリエーションも広がりを見せました。終盤は、杉や桧、ピーラー材といった選りすぐりの特撰材が集まり、最後まで来場者の熱視線が注がれる展開に。

さらに、建材メーカーの展示もあり、木材と建材が共演するかたちで、市場の広がりと深みを感じられる内容となりました。

 

市の終盤、弊社代表の西村からもご挨拶させていただきました。

「ご参集いただいたお客様、そしてここにいらっしゃる問屋の皆様、従業員の皆様、皆様のおかげをもちまして、弊社は創立73周年を迎えることができました。心より御礼申し上げます。

現在は、時代の変化と商流の変化が非常に激しく、ついていくのがやっとの状況ではございますが、今後も引き続き、皆様とともに歴史を刻んでまいりたいと考えております。

いま、当業界は成長の踊り場にあるとはいえ、建築基準法の改正や公共施設への木材利用の推進など、国をあげて、また世界的にも森林および木材の価値が見直され、木材利用が推進される時代となっております。

このような大きな流れの中で、木材の将来には明るい展望が広がっていると確信しております。

皆様とともに時代の流れを見極めながら、この難局を乗り越え、明るい未来を築いてまいりたいと存じます」

とメッセージさせていただきました。

 

次回は、6月26日（木）「つくばの木材まつり」を予定しております。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。