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【アフターレポート】筑波銘木市場「つくば銘木協会10周年 全国優良銘木展示会」
2025年12月5日
相互筑波銘木市場にて、「つくば銘木協会10周年 全国優良銘木展示会」が開催されました。
大径の良材が入荷し、今季いちばんの数量となる銘木が並びました。各地から届けられた銘木が整然と並ぶ様子は、節目の年にふさわしい充実した内容となりました。
今回の展示では、素材応募1000点超の中から13点が入賞しました。
栃木県産の250年生(6.6m×110cm、8㎥)で、樹齢や目揃いなどが評価され林野庁長官賞を受賞した山長銘木のケヤキ丸太をはじめ、つくば市長賞には山岸木材工業のクス丸太(5m×100cm、5㎥)が選ばれました。クス丸太については「人の目の高さあたりの部分が太く、5m近くもある丸太は滅多に出ない」という声が多く聞かれました。
茨城県知事賞には、元口の切り口にチェーンソーの跡がほとんど付いていない点が評価された、吉田製材所のケヤキ丸太(6m×130cm、10㎥)が選ばれました。
立ち会いでは、中小径材から順に手が入り、会場の動きが落ち着いたところで大径材へと移っていきました。
今年は太い材の出品が多く、その存在感も相まって、買方からの関心が高い一日となりました。
昼食後には表彰式が行われ、受賞者へ賞状が授与されました。
良材が正当に評価され、適切に動いていく。
そうした市場本来の役割が、改めてはっきりと感じられる展示会となりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。











